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2009年8月

ビジネスパートナーを募集しています。

ホームページ制作、CMS構築にご協力いただける方を、個人・会社を問わず募集しています。
品質・納期・秘守義務等に責任を持ってお仕事をお願いできる方を対象としております。
ご関心のある方は、下記要領にて、メールにてお問い合せ下さい。募集したいただいた内容を検討させていただき、ご返事させていただきます。

応募方法

  • 件名を【ビジネスパートナーの件】としてください。
  • 氏名とフリガナ
  • 住所とメールアドレス

※ 募集していただいた方の力量を見させていただく為に、作品を掲示しているサイトのURLをお知らせください。
※ メールの添付ファイルでの受付はしておりません。もしお送りいただいてもデータはお返ししません。
※ 電話、FAXの受付はしておりません。必ずメールにてお願いします。
※ 募集していただいてから1ヶ月を過ぎてもこちらから連絡ない場合は不採用とご理解ください。

受付先

メールアドレス:info@cmsa.co.jp

住 所:〒770-0006 徳島県徳島市北矢三町1-59

窓 口:多田恭行

データ入稿の注意事項をまとめました。

商業印刷部門では、デザイン制作から印刷・製本まで承っています。
もちろん、データ入稿も大歓迎です。お客様からいただいたデータは、まず、最適かどうかをチェックさせていただき、印刷時に不適合が発生しないように注意しております。

データ入稿の注意事項を簡単にまとめてみました。ご参考ください。
尚、データの管理保存・秘密保持に関しては厳重に注意をし、品質に関してはお客様のご期待にそうよう努力、精進しております。

注意事項全般

  • データのバックアップは必ず取ってください。
  • ベタ印刷において、インキの乾燥・裏写り防止からCMYKの総インキ量の制限は320%が推奨です。
    ※リッチブラックはC30%+M30%+Y30%+K100%位が推奨。
  • Acrobat PDF X-1aに対応しています。
    ※Illustratorのフィルターで不具合が発生した場合はAcrobat5互換で解決できることがあります。 ※PDFの圧縮は、元のデータを完全に再現できるZIP圧縮(可逆圧縮方式)をおすすめします。
    尚、JPEGはZIPより圧縮率はよいのですが、不可逆圧縮であり、画像が劣化しますので「最高画質・低圧縮率」にしてください。
    ※ISO規格で、RGB出力を考慮された「PDF/X-3」、透明効果・レイヤーを考慮された「PDF/X-4」は現在対応しておりません。
  • OpenType、NewCID以外のフォントは文字をアウトラインしてください。
  • 色校正紙(出力見本)を添付してください。通信でのデータ入稿の場合は、原稿を確認する為に、PDFかスクリーンショットをお送りください。

    やり方:スクリーンショット
    Mac OS Xの場合:【Command+Shift+3】又は、OS標準搭載ソフト「グラブ」を使用してください。
    Mac OS9の場合:【Command+Shift+3】
    Windowsの場合:PrintScreen+ペイントソフトに貼付け

Adobe Illustrator(v8・v9・v10・CS・CS2・CS3・CS4)

  • 使用フォントでアウトライン化される場合は再度確かめてください。

    やり方:「文字」→「フォントの検索・置換」または「ファイル」→「書類情報」→「フォントの詳細」で全のフォントがアウトライン化されているか確認してください。

  • カラーモードはCMYKにしてください。RGBだと色味が変わって出力されます。
  • 塗足しは3mm以上にしてください。
  • トンボは「トリムマーク」で作成して各CMYKが100%になっていることをご確認ください。

    やり方:「フィルター」→「クリエイト」→「トリムマーク」

  • 画像の配置が『リンク画像』の場合は、Illustratorファイルと画像ファイルを同じフォルダに入れてください。

    やり方:リンク画像 「ファイル」→「配置」→ダイアログで「リンク」にチェック。

  • 画像の配置が『埋め込み画像』の場合は、ファイルサイズが大きくなり、画像修正が困難となります。

    やり方:埋め込み画像:「ファイル」→「配置」→ダイアログで「リンク」にチェックなし。 又は、PhotoshopからIllustratorにコピー&ペースト(ドラッグ&ドロップ)で配置。

  • 罫線の設定は「線」で、線幅0.3ポイント以上にしてください。
    ※罫線が「塗り」指定になっていると出力できません。
  • グラデーションでオブジェクトの階調が多すぎると出力されない場合があります。
  • カリグラフィブラシを使用された場合、アピアランスを分割してください。 複雑な面付け作業の場合、Illustratorで処理することがあります。その際、ドキュメントを180度回転するとブラシの形状が変化します。 アピアランスを分割して不具合を防ぎます。

    やり方:スクリーンショット 「オブジェクト」→「アピアランスを分割」

  • 不要なデータ・レイヤーや「孤立点」を削除してください。
    ※スペースのみのポイントはアウトライン化されません。フォントの情報が残りますので削除してください。

    やり方:「編集」→「選択」→「孤立点」→孤立点を削除

Adobe Photoshop(v5.5・v6.0・v7.0・CS・CS2・CS3・CS4)

  • 画像モードはCMYKで作成してください。
    ※RGBは色味が変わって出力されますのでご注意ください。
    ※モノクロの場合はグレースケールで作成してください。
  • 品質面から解像度は350pixel/inchは確保してください。
  • データの保存形式は「TIFF」「EPS」「JPEG」でお願いします。
    ※EPS形式のエンコーディングは「JPEG」・「バイナリ」両方可です。
    ※JPEGの圧縮率は「最高画質・低圧縮率」にしてください。
  • マジックハンドツールでキリヌキをされた場合、パスの数が多すぎると出力されない場合があります。
  • 不要なデータ・レイヤーは削除してください。
  • 使用したフォントは全て、ラスタライズしてください。

    やり方:「レイヤー」→「ラスタライズ」→「フォント」

InDesign(v1.0・v2.0・CS・CS2・CS3・CS4)

  • 出力可能なフォント以外は使用していないでください。
  • 塗足しは3mm以上にしてください。
  • パッケージで保存してください。

Word・Excel・PowerPoint

  • WindowsOS標準フォントまたは、OpenTypeフォントでお願いします。
  • RIP(Raster Image Processer)で自動的にRGBからYMCKに変換しますが、その際に色が変わりますのでご了承ください。

【企業紹介を更新】小林ゴールドエッグの小林社長にお聞きしました。

  • 今日は、「たまごのソムリエ」こと小林真作さんを取材しました。
    彼は、いろんなマスコミで取り上げられている「料理別専用たまご」の発案者であり、たまごの卸売業の老舗・小林ゴールドエッグの社長でもあります。
    有名になりました「料理別専用たまご」は別サイトを観てもらうにして、ここでは、小林さんの社長としての側面に注目したいと思います。でははじめましょう。
    (写真:小田急百貨店 地域の魅力セレクション2009』にて)

    yamakatsu.jpg日時:8月4日  18:00から20:30
    場所:山かつ国府店
    〒779-3118  徳島市国府町井戸字堂裏30-1
    TEL.088-643-1122
    オーダーしたもの
    小林:ヒレかつ定食(1,350円) 多田:ヒレかつカレー(1,250円)
    一言:こだわりとんかつ「山かつバーガー」500円大好評!

  • kobayasi.jpg
    小林ゴールドエッグ株式会社
    代表取締役  小林  真作
    徳島県徳島市出身。
    1975年1月17日生まれ。
    名古屋大大学院工学科研究科修了後、大手食品メーカーで製品開発などを担当。2004年に3代目社長として代表取締役に就任。

多田:

小林さんとは、毎月一度、夕食を兼ねて情報交換をおこなっていますが、いつも二人きりで、飽きずに続いてますが?

小林:

異業種の人との意見は新鮮で、とても参考になると信じて出向いています(笑)
でも急に話題が脱線し、戸惑うことが多いですね。頭の体操にはなりますが・・・。

多田:

脱線ですか。これは失礼しました。
でも、いつもトンカツでは飽きたし、今度はうどんを食べに場所を変えましょう(笑)

小林:

ね。このように脱線する。

多田:

さて本題ですが、小林さんが社長になられて、今年で5年目になります。
若干34歳、私から観れば、元気一杯、夢一杯、羨ましい限りです。
でも、最近、30歳代の自殺者が増えているとも聞きます。反対に50歳代が減っている。

小林:

何を聞かれるかと思えば、重たい質問ですね。
将来に展望を見出せなくて、死を選ぶのですから、そこには、健康面、経済面、人間関係、長時間労働等いろんな要因があるでしょう。日本社会では、年齢的に今の30歳代の方が、社会的に過酷な責任を負わされているかもしれません。
50歳代が減っているのは解りませんが。

多田:

50歳代の子供時代といえば、高度成長期で、衣食住に不自由しているわけでもなく、社会全体が明るい時代です。映画「ALWAYS・三丁目の夕日」のように、近所付き合いもあり、日本のよき伝統の中でノビノビと成長・・・。大人になっても何かしら影響していると思います。

小林:

いい時代です。
交通事故死亡者が5,000人台に減り、行政指導のもと着々と数字を減らしているのに、一方、自殺者数は32,000人を越え深刻な状態です。政治家の方は真剣に考えていただき、現実的に自殺予防の成果を出していただきたいですね。
私は経営者としていろいろと悩むことがありますが、根が楽天家ですから、仕事が終わり、家族の笑顔と美味しい食べ物と酒で、いつも間にか今日の疲れも消えています。

多田:

うん、後半は受験生の模範解答という感じでした(笑)
話はかわって、今まで小林さんとお付き合いをしてて言えるのは、凄い勉強家と言えます。「料理別専用たまご」もそうですが、よく考えましたね。

小林:

今回は「料理別専用たまご」に触れないのではなかったのですか(笑)
これは「料理の味を最大限に引き出させる卵って何だろう?」純粋な疑問からです。
そこで、大学・サラリーマン時代、長く研究職にいたせいか、いろいろとデーターを取りたくなったんです。
30種類の卵で徹底的に試食しました。すると、すべての料理に合う万能の卵なんか無いことがわかったのです。
では、たまごかけ御飯、だしまきたまご、ゆでたまご、オムレツなどそれぞれの料理に合った卵があるのでは?と考えました。
黄身の量は卵の大きさにかかわらず一定です。味を変える要素は白身の量にあるのは知ってましたが、 「鶏に違うエサを与えることで卵の味にどれだけ差がでるか?」は、大きな問題でした。
パートナーと一緒に試行錯誤をしながら「料理別専用たまご」を商品開発するまで4年間掛かりました。

多田:

「・・・発売まで数十年の月日・・・。」ドラマで出てきますが、4年も凄いと思います。毎日コツコツと、私なんか半年続ける自信がありません。
ところで、社長を継がれた時は、大手との競争で、会社の業績は不振だったとお聞きしました。ゆっくり研究開発する時ではなかったのでは。

小林:

社長だった父が病気でなくなり、2004年、3代目として社長に就任しました。
私自信、社長になることを、予想もしていませんでしたし、社員は、初めて見る顔で、驚きというよりも、すごく先行きが不安だったと思います。『こんな若造で大丈夫なのか』

その頃、何をしていいかわからず、ずっと経営の本を読んでました。
100冊は読破したと思います。勉強会にも積極的に参加し、その時、親しくなった友人は、今も心のブレインとして大切にお付き合いをしています。
只、本とかセミナーに凝ると、居心地が良く、うっかりすると現実逃避してしまいがちです。
経営は待ったなしですから、休憩すれば、その分必ずシッペガエシを喰らいます。
業績改善の打開策は・・・気持ちが焦るばっかりで、社員とのイザコザが絶えませんでした。

そこで、先程お話をしました「料理別専用たまご」を、会社を挙げて本格的に商品開発にすることにしました。
目標ができ、全社員が同じベクトルで動きだすと、職場全体が明るくなり、活気がでてきます。私も、些細なことで社員を怒ることはなくなりました。

多田:

『目標−現状=課題』と思います。目標がなければ課題(問題)がない。問題意識がない職場は競争社会では生きていけません。
また、問題があるのは解っていますが、今の不利な現況に、愚痴や不平不満を言うだけで、行動をしようとしない方は多いですね。

小林:

大手さんは、規格品として同じサイズの卵を大量供給できます。それが、弊社では最大の弱みでした。 「料理別専用たまご」は、その弱みが強みにかわりました。
弊社が卵の取引をしている養鶏場や飼料会社は、県内・香川・愛媛・兵庫の12社です。 各社ごとに鶏を飼育する環境・餌が違いますので、当然、その農家の特徴生かした卵ができます。 その中からより料理に合った卵を選別・開発することができるのです。

多田:

まさしく『逆行をチャンスに』だと思います。
地元出身の寂聴さんは、『いま・ここ・自分』『自らの今、この瞬間を一所懸命生きることが自分の人生づくり』と教えられていますが、 そこには、『人生は楽しまないとダメ』と強調されています。プライベイトはさておき、心底、仕事は楽しいですか。

小林:

不景気で、倒産したお客さまもいて、なお市場は厳しく、楽しい状況ではありません。
笑顔に福来るですから、できる限り笑顔は、心掛けています(笑)

多田:

小林さんは、私と同様に笑顔が素敵だと思います。
最後の質問です。小林さんのブログをよく読ませていただいていますが、海外の面白い話題を多く紹介されていますよね。 どこから調べてきたのかなぁと感心します。

小林:

これも研究職にいた習慣です。
朝、Netでウロウロと巡回・寄り道しなければ、朝始まった気がしません。 それと、早朝、ブログを更新すれば、アクセスが増えるとお聞きしたので、ブログを書こうと思えば、情報集めにまた寄り道します。 こうしていると、自然といろいろな情報が頭に入っています。すぐに忘れますが、ふと、何かのヒントになるのも確かです。

私は、ニーズに合わせて最大限のおいしさを引き出すお手伝いができる「たまごのソムリエ」が目標なんです。 そこに「料理別専用たまご」があります。情報集めもその目標を達成するのに役立つと思っています。

多田:

私のインタビューも当初の思惑とは異なり、「料理別専用たまご」で終わった感じです。 「料理別専用たまご」を避けて小林さんを語ることはできないようです。 今回は、どうもありがとうございました。

(次回は10月予定)