地球温暖化対策推進国民運動「チームマイナス6%」に参加します。
2009年10月 7日
個人のささやかなエコ活動としては、以前からフードマイレージから地産地消を賛同しており、できるだけ国産の食品を購入(安全性もあります。)しております。エコ活動としてはこれぐらいなものです。
今回、法人として「チームマイナス6%」に参加するにあたり、何がエコなのか?温暖化対策で具体的に何ができるか?真剣に考えました。
正直、解りません。学者間で激論している地球温暖化・寒冷化を持ち出せば元も子もありませんが、ここは直感的にエコだと思われることをとりあえず実施していきたいと思います。
また、「チームマイナス6%」は「めざせ 1人1日1kg CO2を削減」を提唱しています。国民1人あたりが排出するCO2の量は、1日平均で約6kgだそうです。今、自分ができることを小さくてもいいから積み重ねて(継続して)、1人1日1kg CO2を削減しましょう。
「チームマイナス6%」具体的な活動内容
冷房は28度、暖房は20度にしよう。
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夏はサーキュレーター・扇風機の活用、冬はペレットストーブの活用。
(CO2削減:冷房を26度から28度→ー96g、暖房を22度から20度→ー83g) - クールビズ、ウォームビズの実施。
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夏は午前中冷房をしない。冬は午後暖房しない。(原則、例外あり)
(CO2削減:冷房を1時間我慢→ー26kg、暖房を1時間我慢→ー37kg) - 春・秋はクーラーのコンセントを抜く。(待機電力削減)
待機電力を少なくしよう
- 終業時にはコンセントを抜けるものは抜く。 (CO2削減:ー65g)
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電球はこまめにスイッチオフ、パソコンをしばらく使わないのなら電源オフ。
(CO2削減:デスクトップパソコンを1時間使用しない→ー13g)
水道の使い方で水の使用を減らそう
- 蛇口はこまめにしめる。
- 蛇口はストレートよりシャワーで。
- 水量を考えながら洗い物をする。
- 樹木の水やりはオーク樽の雨水タンクを活用。
自動車の運転の仕方でガソリンを少なくしよう
- アイドリングをなくそう。 (CO2削減:アイドリング5分短くすると→ー63g)
- スタート(発進時はふんわりアクセル)の実施。 (CO2削減:ー207g)
- 急加速は控えよう。 (CO2削減:ー73g)
- 公共交通機関(鉄道・バス等)、自転車を活用しよう。
修理しながら長く使おう(もったいない運動)
- 商品を買う場合は、消費電力も重要なポイント。
買い物袋を持参して、過剰包装は断わう (CO2削減:ー62g)
ごみを分別を徹底しよう (CO2削減:廃プラスティク再利用ー52g)
用語説明
ペッネットストーブ
本来は捨てられる木の破片を圧縮してできたペッネットを燃料にしたストーブ。
ペッネットはいろんな種類が売られており、その種類によって香り、また煙の量がことなります。一般的には薪よりも含む水分が少ないため高温でよく燃え、しかも煙も少ないです。操作は簡単で電動の点火ボタンし、摘みで風量とペッネットの量を調整するだけ。燃えたあとの灰は、樹木の肥料となり、そういう面ではエコな暖房機といます。
あえて難点をいえば、ペッネットストーブを取り扱っている店が少ないのと、モーター音が気になります。
オーク樽の雨水タンク
ウィスキーの熟成用として役目を終えたオーク樽を雨水用タンクとして再利用したもので、庭木の水やりとして重宝しています。
「お酒を入れているのですか」と通行人によく言われますが、結構汚れていますので飲料水としては不適です。
近頃は、消毒用に木酢液を少し入れてます。
(2009・10・07脱稿/文責:多田恭行)